私が好きになったのは芸能人?!

力説する音


「うん、朝比奈さん、似合ってるよ」


和くんも私を見て微笑む


「雛ちゃん!なんでも似合うね!」


秋ちゃんも褒めてくれた


「そう言ってくれるなら…私このままにしようかな…
 陸くんもそう思う?」


私は陸くんに聞いてみる


「まぁいいんじゃねぇの?」


窓の方を見て言う

それ、見てくれたの?


「じゃあ、陸からもOKが出たことだし、行きますか、文化祭」

「おー!」

「やっとみんなで回れるね!」


そう言って3人は先に教室から出る


そういえば長い間ここにいて文化祭ってこと忘れかけてたよ


「いくぞ」


陸くんが私の手を引き、教室を出た


「相変わらず仲がいいこと」

「陸ちゃん、ほんと雛ちゃんのこと好きだよね」

「あんまり見せられると辛いんだけど?」

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