私が好きになったのは芸能人?!

すっごく美味しかったなぁ〜…


「なんで全部食べちゃうんだよ」


陸くんが私の空になったアイスのカップを覗き込む


「食べたかったの?」


でも陸くんもいちごだったよね?


「もういい」


陸くんがそっぽを向いた

な、何?


「陸、嫉妬はそのくらいにしないと」

和くんが陸くんを見て笑っていた


嫉妬…?どこで?


「なんだよ、和だけかよ」

「音だって食べてたよ?」


陸くんだって見てたよね?


「はぁ〜…」




なんでよ〜!


音や秋ちゃん、和くんまで、私たちを見て笑っていた



「何が面白かったのかな?」

「知らね」


陸くんに言ってもこの返事しか返ってこなかった

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