私が好きになったのは芸能人?!
「へぇ〜…和とは行って俺とは行ってくれないのか」
意地悪な陸くんが出てくる
「あの時最初陸くんと行くってなってたじゃん!結局代わったけど…」
怖いものは怖い!
隣で聞いてた和くんに助けを求める
「朝比奈さん、陸は前回僕と行ったことが気に食わないみたい
自分と行くってなってたから余計に…1度でいいから行ってあげて?」
うそ…和くんまでそんなこと言わないでよ〜!
断りにくくなっちゃうじゃない!
「雛、彼のためだ、行ってあげなさい」
「独占欲強いと嫌われちゃうよ〜?」
「そんなんじゃねぇ…」
陸くんが秋ちゃんと和くんに反論してるようだけど、2人に言われ続けて折れたようだ
「もういいよ…そういうことだから、一緒に行ってくれないか?」
陸くんが恥ずかしそうに髪をかきながら私にお願いする
えぇ〜…ここまでくると否定する私が頑固でわがままな子になっちゃうじゃない
「…分かった、入る
ただし、今日の1回だけだからね!
あと、手…繋いでくれないとやだ」
一緒に行ってあげるんだから、これくらいしてもらうもん…