私が好きになったのは芸能人?!

私は陸くんを見る


「あぁ、もちろん
 じゃあ行くか
 俺たち先に行くから、お前ら後に来いよ」



陸くんが私の手をとる


「はぁ〜い!」

「雛、楽しんでおいでね〜」

「いってらっしゃい」



3人に見送られ、中に入る


中に入ると一気に暗くなる





「それでは今から廃墟となった病院の中に入ってもらいます
 3つの赤いボールを見つけ出し、最後に設置されている祠の前に置いてきてください」


案内人として出てきた女子が消えそうな声で話す


「それでは、無事をお祈りしています、いってらっしゃいませ」


そう言って奥へ入って行ってしまった


「行くぞ」


陸くんが私の手を引っ張る


「う、うん」


どのくらい長いのかな?教室2つ分使ってるようだけど…


私は思わず手に力が入ってしまった

< 356 / 437 >

この作品をシェア

pagetop