私が好きになったのは芸能人?!

怖すぎるよ…!


「こんなの録音だって」


陸くんが私に説明してくれる



でも…



ガシッ



「きゃー!!!」




今!足つかまれたよ!!


掴まれた手を振りほどき走り出す


もう無理!!

早く出たい…!



私は怖すぎて目に涙が浮かぶ


「お、おい!」


陸くんが急に走り出した私にビックリしている


「無理無理!」


私は叫びながらどんどん先に進む

もう赤い玉なんでどうでもいい!

私は出ることだけに集中していた


「雛!」


陸くんが私の名前を呼ぶ




呼ぶ声とともに腕を引っ張られる


< 358 / 437 >

この作品をシェア

pagetop