私が好きになったのは芸能人?!

和くんが私に向かって微笑む


よかった


「朝比奈、そう言うことあんまり他のやつに言うなよ」


私の体を抱きしめていた腕が強くなった

えっ?


「さぁ、陸もそこまで
 本人は無自覚で言ったんだからしょうがないよ
 そろそろ教室戻ろうか、文化祭も終わりそうだ」



そう言って和くんは時計を見る


「そうだな…
 じゃあ、戻るか」


陸くんが私を立ち上がらせる


「とっても楽しかったね〜!
 明日も文化祭って楽しみすぎるよ!」



秋ちゃんも立ち上がる


「じゃあ、雛行こっか」


音が私に声をかけ、片づけ始める


「うん!私もゴミ持ってくよ!」

「じゃあ手分けして持ってくか」



楽しい時間というのはあっという間に終わる

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