私が好きになったのは芸能人?!


「雛、今日午後3時にあの教室に来てね
 大事な話があるから」


裏方に顔を出し私に声をかけた音


「大事な話?」


ここじゃ言えない話かな?



「また後で連絡するね
 1時間前から来ちゃダメだからね!
 しっかり文化祭楽しんできなさい
 陸くんには秋ちゃんから伝えてるから」


最後の一文はみんなに聞こえないように小声で言う音

確かに誰かに聞かれたらまずい…


「陸くんも関係あるの?」

「くれば分かるから後のお楽しみで取っときなさい」


楽しそうな笑みを浮かべる音


なんだろう…


「うん、分かったよ」

「よし!話は変わるけど雛は当番さらに入ったんだって?大丈夫?
 陸くんと一緒にいる時間なくなっちゃうよ?」



そうなんだけどね、あんなにお願いされたら断れないよ


それに私の腕を見込んで誘ってくれたんだもん
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