私が好きになったのは芸能人?!

私たち以外にも見にきた女子の心を奪ってしまったようだ
もちろん音も奪われたままです


「…可愛い」


音さん、声が漏れていますよ〜

秋ちゃんはパンを食べられた友達に捕まって怒られていた
というか、何だか楽しそうだ

これは…モテますな


私にも分かるよ、これ


私は腕時計を見た

はっ!そろそろ和くんのところに行かないと昼休み終わっちゃうよ〜!


音には申し訳ないけど、和くんのところに行きたいよぉ〜!


「音〜、見ているところ悪いんだけど、そろそろ和くんを見に行きたい…です」


何だか申し訳なくて敬語になってしまった…

「なんで敬語になるの、いいよ、いこ!
 秋ちゃんたっぷり見れたしね!」

やった〜!ありがとう音!

私たちは秋ちゃんを後にして次は和くんのところに向かった


和くんに会える!
なんだかドキドキしてきたよ〜!
陸くんと秋ちゃんに会って芸能人にあう免疫力ついたと思ったけど、全然ドキドキが止まらないよ〜!

私たちは秋ちゃんのいる教室を後にし、和くんの教室に向かった


秋ちゃんのいる教室から離れる時に秋ちゃんがこっちを見て何か言ったのを私は知らなかった__








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