私が好きになったのは芸能人?!
「ま、また明日!」
陸くんが私にも挨拶してくれた!
嬉しい!
「ん?朝比奈さん?」
和くんが私の名前を聞いて反応した
「は、はい」
な、なんだろう…
「へぇ〜…君が朝比奈さん…そっかそっか!」
和くんが一人で納得している…
しかも楽しそうにして…
何にそんなに反応しているの?
「和!置いてくぞ」
陸くんはなんだか不機嫌…
そのまま和くんを置いて歩いて行ってしまった
「行くって!バイバイ、朝比奈さん?」
「えっ…あっはい!」
和くんは私に手を振りそのまま歩いて行ってしまった
私は手を振るので精一杯だった
「雛、和くんと知り合いなの?すごいじゃん」
「いやいや、今日初めて話したよ!」