私が好きになったのは芸能人?!
*秘密の交換*
「…少し早いですが、授業を終わりにします
茜先生ですが、この後用事があるため帰りのHRはありません
他のクラスの授業が終わるまで待ってから教室を出るように」
先生は伝言を伝えると教室から出ていった
終わったーーー!!
今日も長かった〜
授業ってなんでこんなに疲れるんだろ…
私は終わった教科書をカバンに入れ、帰る準備をしていた
「雛〜帰りのHRなくてよかったね!ラッキー!
今日は部活あるの?」
音が空いている陸くんの席に座った
「うん、今日は週に1回の部活の日、今日は少し時間かかるかも」
「そっか、気をつけて帰るんだよ?」
そう言って、私の頭を撫でた
もう、小さい子じゃないんだから
「分かってるって、音も部活頑張ってね」
私たちは何気ない会話をしてチャイムが鳴るのを待っていた
「ねぇ、音羽、レクのことなんだけど…陸くんと同じ班になれたって本当?」
クラスの女子が聞いてきた