私が好きになったのは芸能人?!
そうなんだ…
なんで私たちと同じ班になりたかったんだろう…
音はそのまま女子と話し込んでしまった
楽しそう…
私もこんなふうに友達と話したいな…
話をしようとすると、相手の顔色をうかがってしまう…
相手が何を考えているのか、怒っていないか考えてしまう
だから話をするのは疲れる…
だからって全然話をしないわけじゃない、時々音以外と話すこともあるよ
あと音は別、何も考えずに話ができるから
話してて楽しい
いつか、普通に話ができるようになりたいな
キーンコーンカーンコーン、キーンコーンカーンコーン…
そんなことを考えていたらいつの間にかチャイムが鳴っていた
「じゃあね〜!また明日!」
「うん!明日ね〜」
音たちも話が終わったみたい
「なんとか話逸らしておいたよ、でももしかしたらまた聞かれるかもしれないから話合わせといてね」
「ありがと、うん、分かった」
音の話はこうだった