私が好きになったのは芸能人?!


「めんどくさいだけじゃねぇか、それにこれからずっと騒がれるのは疲れる…」



前の学校でやっと騒ぎがおさまって学校生活に慣れてきたってところだったのによ…



「まぁ、いいんじゃない?僕たちの本業は学生なんだから」



和もこっちを見て言った


はぁ…なんで学校に行かないといけないんだよ…
俺は思わず大きなため息をついてしまった


俺がモデルの仕事をしているのには理由がある

その理由はまたいつか話すとして…




「可愛い子いるかな?!僕、甘えても許してくれる子がいいなぁ〜」

「どうだろうね、いるかもしれないよ?」


2人で女子について話をしているようだ

秋は期待を込めてどこか上の空って感じ
和はクスッと笑っていた



俺たちの会社は恋愛に関して何も言わない
彼女ができても何か言うようなところじゃない

ただ浮気や不倫には厳しい
まだ学生なのに話がでかいんだよ…



「女子なんて芸能界にたくさんいるじゃねぇか、そういうところで探した方が早いと思うけど」

「確かに可愛い子や綺麗な子はいるけど、なんて言うんだろう…一般の?普通の可愛い子がいいんだよ〜!」


どうやら秋にとって芸能界と一般とまた違うらしい


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