私が好きになったのは芸能人?!

「泣かないの、陸くんの代わりにはなれないけど
 私がいるじゃない!
 一緒に楽しもうよ!!」


そう言って、音は私を励ましてくれた

音の優しさに私は我慢していた涙が溢れて泣いてしまった

それを見た音は頭を撫でて私の涙がとまるまで一緒にいてくれた


私が泣き止むように、レクで一緒にどこを回るか「全部回ろう!」なんて言いながら楽しそうに話しかけてくれた
私は音の楽しそうに話すのを見て、頑張って涙をとめ、一緒にレクの話をした





キーンンコーンカーンコーン、キーンンコーンカーンコーン…


「あ、昼休みが終わりだ!また、話そうね!」


そう言って、自分の席に戻っていった

そうだ、陸くんに返信しなくっちゃ

私は急いでLIMEした


『大丈夫だよ!お仕事頑張ってね!』


私はそのままスマホをしまい、午後の授業を受けた____








< 93 / 437 >

この作品をシェア

pagetop