秘書はあらがえない気持ちを抱いて
「なんだが、手震える。」

上手くシャツのボタンが外せない。

「ほら、もたもたしてると、俺出ていくかもよ?」

出ていくかもと言いつつ、顔にキスの雨を降らせてくる。

「邪魔してるのお前じゃん…」

「邪魔じゃない。応援のキス。」

「なんだよ、応援って。」

「俺も瑛二に早く触ってほしいから、応援。早く脱がせて。」

甘い声で囁かれ、耳にもキスが降る。

「集中出来ない…やっぱり邪魔してんだろ…このボタンで最後だから…はあっん!」

最後のボタンが外れた時、それを見計らったかのように耳をあむっと甘噛みされて、変な声が出てしまった。

「はい、ゲームオーバー。もう待てません。」

進一郎は慣れた手付きで俺の下着を脱がせ、膨れ上がったところを触る。

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