For Ever
『・・・・・・。』




「怒った・・・?」



『怒ってない。』



「ぅっそ!怒ってんじゃん~。」


むかつく・・・。

なんなの?


あなたに関係ないでしょ?


『・・・・帰ってよ!!!!!!』



「・・・・ん、

判った。ごめんな。」



すたすた・・・・・


あいつが帰っていく



気配がした。



「あッ!そーだ!!!」



・・・・何?




「お前、せめてお母さんに

位顔見せてやれよ。

まってたぞ・・?
お前がいつか、自分から
話に来てくれる・・って。
それだけは判っとけよ。じゃぁな。」


・・・・・・え?

ホント・・・・・・に・・?



ま・・・・・ま・・・が???

私はあふれ出した涙を

とめることが


できなかった。

正直ままは、もう私の事なんて
心配してないんじゃ

ないか・・・って思ってた。

あたしの為に良くは

してくれるけど、

正直私の存在が疎ましいんじゃ

ないかって思ってた。

そうしたら、あのときのことも


言うにいえなかった・・・。


なのに・・・・・・・・


なのにッ・・・・!!!!

私はバカだッ。




『ママ!!!!!!』





バンッッ!!

私は自分の部屋の




ドアを思いっきり開けて




新たな




人生のスタートを切った。


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