君だから、好きなんだ。
チュンチュン…

「アハハ…鳥のさえずりが聞こえるし…
いつの間にか、明るくなってるし…
…完全に終わった…」

や…ヤバすぎる……
英語だけはと思って、1つに絞ったのに…
それすら…範囲が終わらなかった。

バンッッ!!

「めいっっ!遅刻するわよっ!早くしなさい!
って…あんた、まさか起きてたの?!すごいクマじゃないっ…」

そう言って私の顔を朝からけなす母…
我が母ながら、ほんとに手厳しい…

「…わかったから、支度するからっ出ていってよ…」

私は母の背中を押して追い出すと急いでドアを閉める。

「あぁ…今すぐ寝たい…最悪…今すぐ転生したい…っっ。」
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