記憶喪失のお姫様は冒険者になりました
『それ買ってたらミホとはぐれた…』
私はそれを聞いて涙が溢れた。
『ふうっ…、クロさん…っ』
貴方は私にどれだけの幸せをくれるんですか?
『ありがとう…、ござい、ますっ!』
クロさんがくれた初めてプレゼント。
私は首から下げているネックレスを手に取った。
「綺麗…」
私はそっと、ネックレスを握りしめた。
あの後、クロさんはちゃんと私に好きなもの、嫌いなものを教えてくれた。
『好きなものというか好きなことは体を動かすことと剣を磨くことも好きかな。嫌いなのは匂いが強いもの』
「ふふっ!」
クロさんのこと…少しは知れたよね?
私は目を瞑った。
そのまま眠ろうと思った時だった。
近くから悲鳴が聞こえたと同時に爆音が聞こえたのは…。
『この国を…守って…』
どこからかそんな声が…聞こえた気がした。
私はそれを聞いて涙が溢れた。
『ふうっ…、クロさん…っ』
貴方は私にどれだけの幸せをくれるんですか?
『ありがとう…、ござい、ますっ!』
クロさんがくれた初めてプレゼント。
私は首から下げているネックレスを手に取った。
「綺麗…」
私はそっと、ネックレスを握りしめた。
あの後、クロさんはちゃんと私に好きなもの、嫌いなものを教えてくれた。
『好きなものというか好きなことは体を動かすことと剣を磨くことも好きかな。嫌いなのは匂いが強いもの』
「ふふっ!」
クロさんのこと…少しは知れたよね?
私は目を瞑った。
そのまま眠ろうと思った時だった。
近くから悲鳴が聞こえたと同時に爆音が聞こえたのは…。
『この国を…守って…』
どこからかそんな声が…聞こえた気がした。