記憶喪失のお姫様は冒険者になりました
ちなみに今日はパスタにした。
野菜がふんだんに使われていて少し贅沢な気持ちになってしまった。
いつかあのお店のメニューを全制覇するのが私の密かな夢!
「今日はもう休むか」
ちょうどお店を出て真っ直ぐ歩いていると私たちが泊まっている宿が見えた。
宿を見たらなんだか疲れがどっと押し寄せてきた。
なので私もその意見には賛成。
「はい、そうですね」
私とクロさんはそれぞれのお部屋の前で別れた。
「おやすみなさい、クロさん!」
「あぁ、おやすみ」
私は明日の身支度を軽くすませ、明日はどんな一日になるのか胸を躍らせながら眠りについた。
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