ブルー・ロマン・アイロニー
次に、介護・子守り用アンドロイド。
このタイプは体格のいい男型アンドロイドもあれば、人相がいい女形アンドロイドもあって、それは個体によって異なる。
だけど共通していえるのは、人に安心感を与えるような見た目や性能をしているということだ。
小さいときから一緒にいて、そのまま大人になっても使っている人も一定数いるらしい。
最後に、実験用アンドロイド。
これは4つのタイプの中で最も未知数なアンドロイドだった。
実際に見たこともないし、メディアに出てくることもない。
ただわかっていることと言えば、ロボット工学や科学技術の発展のために生み出された個体であることと、実験用の個体には体のどこかにナンバリングがされていること。