恋人は幽霊

「陸、どういう事？」
夢香もみっくんの話を聞いて陸に問う。
「こいつの言うことはデタラメさ。夢香は僕を信じてるだろ？」
「でも…」
夢香の心が揺れ始めた。
「夢香、目を覚ましてくれよ！俺が言ってることが本当のことなんだ」
「証拠はあるの？」
夢香はみっくんに確認する。
「あるよ」
みっくんは何を証拠にして言っているのか、夢香にはわからなかった。
「こうなったら君が埋められている公園の話をしてもいいよね？」
みっくんは陸の元カノに聞く。
「ここまで来たなら話すしかないですね」陸の元カノは秘密を話す事を承諾した。