恋人は幽霊
「待ってくれよ夢香」
陸は半分泣きながら夢香を止めようとする。
そんなの関係ないといった様子でみっくんは夢香の手を引き「夢香行こう」強引に警察へ連れ出した。
「みっくん、元カノさんと話をしたんでしょ?今も近くにいるの?」
「隣にいるよ」
「そうなのね、私何も知らなくて」
また夢香は泣き出した。
陸を好きな気持ちと、陸の元カノに申し訳ない気持ちが入り乱れ、夢香は涙が止まらなかった。
警察署について、「夢香、落ち着いて」みっくんになだめられる。
「うん」
夢香も泣くのをやめて、2人で警察署へ入っていった。
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