【コミカライズ連載中】姉に婚約者を寝取られたので訳あり令息と結婚して辺境へと向かいます~苦労の先に待っていたのは、まさかの溺愛と幸せでした~
最終章 波乱
あの後、ビックリする程に手厚い歓迎を受けながらドレスを選んでいた。
どれも見た事がないくらい素敵なドレスをゼルナは店員と共に充てがっていく。
「こんな素敵なドレス……いいんですか?」
「勿論だよ、ウェンディ」
「ゼルナ様の奥様に会えるのを、本当に楽しみにしていたのですよ」
「ありがとうございます……」
「ふふっ、可愛らしいお嬢様を捕まえましたね!」
「そうだろう?彼女の事を尊敬している……とても大切にしたいんだ」
「わ、私だってゼルナ様の事を大切に思っております!」
「はは、ウェンディは直ぐに張り合おうとするから、僕も負けてられないな」
「……!!」
「ウフフ、まぁ……!」
「お似合いですわ」
「そうですわね。ゼルナ様がとても明るく前向きになられて、私達も嬉しいです」
「そうだろう?あ、其方のドレスも取ってくれ」
「ゼルナ様!もう大丈夫ですから」
「いや、まだ足りないよ」
「もう十分です!!」
「フフッ、辺境伯様にそっくりですね」
「やめてくれよ……」
「……そうなのですか?」
「えぇ、お二人を見ていると懐かしい気持ちになりますわ」
どれも見た事がないくらい素敵なドレスをゼルナは店員と共に充てがっていく。
「こんな素敵なドレス……いいんですか?」
「勿論だよ、ウェンディ」
「ゼルナ様の奥様に会えるのを、本当に楽しみにしていたのですよ」
「ありがとうございます……」
「ふふっ、可愛らしいお嬢様を捕まえましたね!」
「そうだろう?彼女の事を尊敬している……とても大切にしたいんだ」
「わ、私だってゼルナ様の事を大切に思っております!」
「はは、ウェンディは直ぐに張り合おうとするから、僕も負けてられないな」
「……!!」
「ウフフ、まぁ……!」
「お似合いですわ」
「そうですわね。ゼルナ様がとても明るく前向きになられて、私達も嬉しいです」
「そうだろう?あ、其方のドレスも取ってくれ」
「ゼルナ様!もう大丈夫ですから」
「いや、まだ足りないよ」
「もう十分です!!」
「フフッ、辺境伯様にそっくりですね」
「やめてくれよ……」
「……そうなのですか?」
「えぇ、お二人を見ていると懐かしい気持ちになりますわ」