君と僕は

ある夏の日に

僕が初めて彼女に会ったのは、5歳の夏のことだ。
隣の家は長らく空き家だったが、突然お隣さんが引っ越してきた。
母が僕を連れて、隣の家に行った時に会った。
彼女が目を合わせた次の瞬間、自己紹介を始めたので驚いた覚えがある。
「こんにちは〜 舞波 麗華だよ!よろしくね」
と言われ、母に僕も挨拶しろと言われたので、
「こんにちは。瑠璃沢 伊吹です。宜しくお願いします。」
と返した。
そのあとは、麗華の家で軽くお茶をして解散になった。
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