桜色-出会い-
「俺、諦めるきないから。」

「いい度胸してんじゃん♪♪」

「どうせ無理やり付き合ってんだろ??
夏美が好きでもない奴と付き合うわけないし。」



雄介君…………



「夏美が俺の事好きだからつき合ってんじゃん♪♪」



「ありえないだろ。
夏美がお前なんか好きなわけない。」


あたしは龍君に引っ張られた。

グイッ

「これが証拠♪♪」



そう言って、龍君はあたしの首筋につけたキスマークを雄介君にみせた。


「ふぅーーーーーーー
はにゃひて!!!!」


自分でも何を言ってるかわからなかった。



でもあたしの首筋についたキスマークを雄介君に見られるのが嫌で、たまらなかった。



「嫌がってんじゃねぇか。
離してやれよ。
キスマークだって無理やりつけたんだろ?」
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