桜色-出会い-
でも女の子にも手加減しないから、今普通に話せてる女子はあたしひとりだ。






「ケータイだせ。
赤外線すっから。」


「メェルするの??」

「当たり前じゃん。
アド聞くんだから
お前バカじゃねぇの??」



この言い方がムカつくのよ…



「はい。
貸して??
あたしがするから。」

「おぅ♪♪
登録しとけよ?」







雄介君のアド聞きたいな………
龍君知らないかな??


「あ、あのさ雄介君のアド知らないかな??」

「しらねぇよ……
自分で聞けば…」



「あっそ………
自分で聞くからいいよ…」




「あっ、そうだ。
劇ではキスほんとにすっからな♪♪
せっかくのチャンスだかんな♪」



やっぱりほんとにするんだ………



「だ、だめだよ!!!
キスは付き合った人とするんだから…」


「ふーん(笑)
でも俺とキスしたことあるよな♪♪
それはどうなの??」


「あ、あれは龍君が勝手にしてきただけじゃない!!!
ファーストキスだったんだから……」


「だから下手くそだったんだ(笑)♪♪
いきなり舌入れちゃって悪いな♪♪
つーか俺がファーストキスの相手かぁ☆」


「し、舌入れるとか言わないでよ!!!
恥ずかしいでしょ!!
しかもファーストキスの相手が龍君って最悪!!」
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