桜色-出会い-
「夏美!!!
お前、雄介が好きなのか??」

「うん……。
ごめんね……龍君……」





「謝るな。
絶対俺の事好きにさせてみるから!!!
お前みたいな女初めてなんだよ。
俺にちゃんと接してくれた………」




そう言って龍君はまた悲しそうな顔をした。


??



まただ………








「龍君……??」


「あっ、わりぃ……
練習すっか☆」


「うん。」






あたしは今日練習に集中できなかった。


本番まであと2日しかないのに。







その後も、練習はあったけどやっぱり集中出来なかった……

龍君のたまに見せる苦しそうな笑顔のせいで。
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