桜色-出会い-
あたしは小声で龍君にこのことを伝えた。


「そうだったな。
じゃあ俺が熱でたふりするからお前が送って行くって言え。」


「うん♪♪」







あたしたちは約2時間ぐらいの映画を見終わって作戦を実行した。








……龍君ほんとに顔色悪くない……??





やっぱりほんとに熱あるんだ。



「龍君送って行くから帰ろ!!
熱あるんでしょ!?!?」



「えっ!!
藤崎熱あんの!?
俺も送っていくよ!」



「い、いいよ!!!
あたし一人で送っていくから、雄介君たちは遊んでて!!」




「お、おぅ………
じゃあ、まかせるぞ??」

「うん♪♪」
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