桜色-出会い-
「もう!!!
心配したんだからぁ…」

架菜はいままでに見たことないくらい泣いていた。


雄介君まで来てくれたんだ……





「ごめんね……」





「藤崎は後少しで来るってさ…。」



藤崎……??

誰それ…………



「藤崎って誰?」



「「はっ!?!?」」


雄介君と架菜の声が重なった。

「ま、またまた♪♪
忘れたふりなんか。」




忘れたふり……??



「え………
ほんとに知らないよ……??」
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