桜色-出会い-
「そっか……
医者も一時的なものって言ってたし、そのうち戻るだろ……」







また悲しそうな顔した……


なんか思い出せない。
思い出したいのに…








それから一週間がたってあたしは学校に行けるようになった。




相変わらず藤崎君の事を思い出せないまま…
1ヶ月がたった。





「好きです………
付き合って下さい。」




ええっ〜〜

あたしを好き!?!?


告ってきたのは隣のクラスの上杉誠太君。



髪にワックスをつけて、トップをピョンピョンはねさせている。


目はパッチリで可愛い男の子。
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