桜色-出会い-
あたしはカバンをとりに教室な戻ろうとした。





「夏美…………」

あたしは呼ばれて振り返った。


振り返った先には藤崎君がいた。




「あ、藤崎君………
どうしたの??」



藤崎君はまた悲しそうな顔をした。



「あいつと付き合うの…??」



「考えてから決めようと思ってる……」





そう言ってカバンをとりに行こうとした。



グイッ



藤崎君があたしの腕を引っ張っていた。



「ほんとに思い出せないわけ??」
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