たとえ決められた運命(さだめ)だとしても

プロローグ

 僕は、運命というものを信じていなかったし、ましてや、変えれるものだとも思っていなかった。
これは、そんな僕がある人と二人で妹を死の運命から守ろうと奔走する話だ。
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