きみがすき


「薫、来月帰って来るんだって?よかったねぇ!」


「うん!!帰国パーティー開こうねっ」


もう浮かれまくりだ。


ヤバイヤバイ。
考えただけで顔がにやける。



そんな時だった。




「そろそろお昼だし中庭でたべよっか」


「う―…『きゃぁぁぁっ!』」


騒ぎ声が私の声を掻き消した。





なんだ――…!?








.
< 31 / 38 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop