flying dolphin
紬(でも國常さんに投げられたって!?)

(あの人仲間だったんじゃないの!?)


ヒロ(仲間だよ!仲間だったから俺を助けるためにこの砂浜に落としたんだと思う(涙)

(だって俺の記憶が確かならあの人ゴメンって叫んで俺を投げた後に跳ねられた・・・(涙)

(國常さんこそ大丈夫なのかなぁ・・?(涙)


(・・・・・・)


ヒロ(でもなぁ・・・)

(こんな事言ってても・・もうどうにもならない・・・・。)

(七瀬さん。。。もうこんな生き方。。)

(俺は。。辞めるよ。。。)

(心配かけてゴメンね。。。。)

紬(花巻く〜ん(涙)

ヒロ(みんなが無事であってくれることを祈るだけだよ・・・)



(しっかし暴れちゃったなぁ。。。)

(ついついバッカみたいに暴れまくっちゃったなぁ。。。)


紬はヒロをギュッと抱きしめて
(だいぶ無茶だったけど、花巻君らしい怒り方だったね。)

(でも生きててくれてホントに良かった。。。。)

2人はやっとまた一緒に時を過ごせている嬉しさ故にこのボートが倒れた場所から万年、浜にあるオープンテラスまでゆき2人寄り添い腰掛けた。

月明かりだけがこのビーチの灯り。
紬は傷ついたヒロを膝の上にもたれかけさせた。

紬、ヒロ(・・・・・・・)


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