flying dolphin
そして船木は 傘を差し紬のいるテラスへと向かった。

紬は ひたすら強い雨音の中 海の遠くを眺め 船木が来たことにも気づかない。

船木(七瀬さん!!) (・・・・・)

(七瀬さん!!)


紬(!?)


紬は 少し驚いた感じで 振り向いた。
(あ、、 船、、木さん、、、)

船木(どうしたの!? 七瀬さん !こんなところで 雨の日に!!)

紬(あ、、あの、、、 そ うですね(汗)

(あの、、、そ、、 あの、なんとなく海が見たくて(汗)


船木は少し無言になり紬を見つめ・・・

(七瀬さん その、間違ってたらゴメンだよ、、凄く悲しそうに見えちゃうけど 、なんていうか、あの、例えば 彼とかと何かあったの?(汗)

紬 (・・・・・・)


紬は下を向いたまま無言だった。

船木(あ、(汗) あの でしゃばったこと言っちゃって ゴメ(汗)(いえ、、)紬

紬(そ、その通りです、、、)

(その いろいろありまして、、、)

(笑っちゃえますよね、、雨降ってるのに こんなところに1人で、、、どう見ても悲しんでる人ですよね、、、(汗)

船木(七瀬さん 別に笑えないよ!俺、バイトでも君のこと知ってるし、全然笑えない!!)

(ただ こんなところで そうやって1人で居るなら 上のカフェで 一緒にどうかな?と思ってさ!)


紬(ありがとうございます。お心 ありがたいですが こうやって ここで海を見ていたくて・・・・)

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