flying dolphin
ヒロは立ち上がった。

そして XJ400のもとにゆき タンクの横っ面に そーっと手のひらをあてた。。。

そこには タンデムフライングドルフィンステッカーが貼ってあり 暁色のドルフィンもひとつ増えていた。

ヒロのXJ400のエンジン音が鳴り響いた!!



渚海岸エメラルドビーチの辺りでメンバーの単車が次々とはしりながら合流していった!

渚町を出る頃には33名のメンバーは揃っていた!!

Shineの最後尾にいるメンバーのバックミラーが一台の単車を捉えた!

次の瞬間、その単車は一気に先頭集団の位置へ到達する!

桜庭、国常は目を疑った!!

桜庭、國常((暁色のライダース!!))

國常(アキラ!?)

(いや!!ヒロか!?)


桜庭(お前、何できたんだーー!!)

ヒロ(何で俺にはメッセージくれなかったんすかー!!)

(俺は! 俺は! アキラの親友っすよ!!)

桜庭(ヒロ!!お前を抗争には巻き込まない!ってのは 最初からの約束だったんだ!!)

ヒロ(でも、この状態になって加担しないでいるなんて無理っすよー!!)

(アキラがやられた時点で 俺が我慢できる訳ないっしょー!!)

(大体、特攻隊長いなくてどうするんすかー!!)

桜庭、国常、(・・・・・)

國常(呆れたヤツだ、、)


桜庭は怒鳴った!!
桜庭(ヒローー!!だったら意地でも死ぬんじゃねぇぞーー!!)


ヒロはニヤッと不敵な笑みで

(見ててください)

と言い放ち 先頭に立った!!
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