パステル☆クレヨン
「ねぇ佑香、あの男の人って…先輩っぽいよね…?」
「そうだねー。背高いし…先輩っぽいな。」
「私ヤバイよー!!相手は先輩なのに…お皿拾うのも手伝えなかったし、すみませんって謝る事もできなかった!!」
「あーあ、どんまい!」
私は少しどよーんとしながら、佑香はそんな私を「そんな気にすんな」と励ましながら、食器を取りにいった。
君は覚えて居ないと思うけど、これが私と君との出会いだったのかもしれない。
私はこの時、まだ君の事を先輩だと勘違いしていたんだ。
君が先輩でないと気付いたのは、もう少し経ってからだった。
「そうだねー。背高いし…先輩っぽいな。」
「私ヤバイよー!!相手は先輩なのに…お皿拾うのも手伝えなかったし、すみませんって謝る事もできなかった!!」
「あーあ、どんまい!」
私は少しどよーんとしながら、佑香はそんな私を「そんな気にすんな」と励ましながら、食器を取りにいった。
君は覚えて居ないと思うけど、これが私と君との出会いだったのかもしれない。
私はこの時、まだ君の事を先輩だと勘違いしていたんだ。
君が先輩でないと気付いたのは、もう少し経ってからだった。