葦名絢芽は、初恋を諦めたい
「絢芽、リボン結んでる」
亜実ちゃんとが私のツインテールに結ばれているパステルピンクのリボンに気付いてくれた。
「わかった? 春休み雑貨屋さんで買ったの」
「絢芽、ピンク似合うよね」
「可愛すぎるわぁ」
「ありがとう」
美女と美少女に褒められて、思わず破顔してしまう。
このまま、時間までお喋りを楽しんだ。
「始業式だるいよね。今日、午前中だし終わったら出かけない?」
「いいねー!」
亜実ちゃんの提案に、つばきちゃんはサムズアップをした。
私もその提案に乗りたかったけど、今日は伊織くんと合流しなきゃいけない。
「ごめん、私、用事あるから行けないの」
申し訳ない気持ちで両手を合わせては二人に謝った。
「そっか。残念」
つばきちゃんはそう言って眉を下げた。
私と同じくらいの小柄な背丈なのに、小動物のような可愛さを感じさせる。
「久々にみんなで遊びたかったけど、用事は仕方ないね」
亜実ちゃんは肩をすくめていた。
「また誘って? 塾がない日はいつでも行けるから」
本当は遊びたかった気持ちを込めた私の言葉に、二人は優しい笑みを浮かべて頷いてくれた。
引き続き三人でお喋りに花を咲かせていたけど、あっという間に始業式の為に体育館に移動する時間に差し掛かっていた。
亜実ちゃんとが私のツインテールに結ばれているパステルピンクのリボンに気付いてくれた。
「わかった? 春休み雑貨屋さんで買ったの」
「絢芽、ピンク似合うよね」
「可愛すぎるわぁ」
「ありがとう」
美女と美少女に褒められて、思わず破顔してしまう。
このまま、時間までお喋りを楽しんだ。
「始業式だるいよね。今日、午前中だし終わったら出かけない?」
「いいねー!」
亜実ちゃんの提案に、つばきちゃんはサムズアップをした。
私もその提案に乗りたかったけど、今日は伊織くんと合流しなきゃいけない。
「ごめん、私、用事あるから行けないの」
申し訳ない気持ちで両手を合わせては二人に謝った。
「そっか。残念」
つばきちゃんはそう言って眉を下げた。
私と同じくらいの小柄な背丈なのに、小動物のような可愛さを感じさせる。
「久々にみんなで遊びたかったけど、用事は仕方ないね」
亜実ちゃんは肩をすくめていた。
「また誘って? 塾がない日はいつでも行けるから」
本当は遊びたかった気持ちを込めた私の言葉に、二人は優しい笑みを浮かべて頷いてくれた。
引き続き三人でお喋りに花を咲かせていたけど、あっという間に始業式の為に体育館に移動する時間に差し掛かっていた。