Re:スタート
『俺、ライブ行ったけど、まさか感動して泣くと思わなかった』
『CD、何度も聴いています!』
『ハンカチはマジで持って行くべき!』
『こんなに共感できる歌は他にない!』
『ライブ、行き逃した……っ』
応援コメントともいえるコメントであふれかえっていた。
俺は驚きと嬉しさで、全身に鳥肌が立った。
ふと隣の佳奈を見れば泣いているし……。
そんな佳奈をほほえましく思いながらも、彼女たちに目を向けた。
「写真、一緒に撮ってもらってもいいですか?」
「あと、ライブのチケットも欲しいです!」
「……っ! もちろん、どちらも大歓迎だよ」
俺がそういうと彼女たちは嬉しそうに飛び跳ねていた。
佳奈は彼女たちの携帯を受け取り、写真を撮ってくれる。
俺を挟んで彼女たちが立つ。
初めてのことだったから、ポーズも何もできなかった俺だけど、それでも彼女たちは撮った写真を携帯で確認すると嬉しそうにはしゃいでいた。
「これ、ライブチケットです。よかったら、明日のライブ来てね」
「ありがとうございます! 料金は……」
「無料で配っているんだ」
俺がそういうと、彼女たちは目を丸くした。
チケットを受け取る二人。
『CD、何度も聴いています!』
『ハンカチはマジで持って行くべき!』
『こんなに共感できる歌は他にない!』
『ライブ、行き逃した……っ』
応援コメントともいえるコメントであふれかえっていた。
俺は驚きと嬉しさで、全身に鳥肌が立った。
ふと隣の佳奈を見れば泣いているし……。
そんな佳奈をほほえましく思いながらも、彼女たちに目を向けた。
「写真、一緒に撮ってもらってもいいですか?」
「あと、ライブのチケットも欲しいです!」
「……っ! もちろん、どちらも大歓迎だよ」
俺がそういうと彼女たちは嬉しそうに飛び跳ねていた。
佳奈は彼女たちの携帯を受け取り、写真を撮ってくれる。
俺を挟んで彼女たちが立つ。
初めてのことだったから、ポーズも何もできなかった俺だけど、それでも彼女たちは撮った写真を携帯で確認すると嬉しそうにはしゃいでいた。
「これ、ライブチケットです。よかったら、明日のライブ来てね」
「ありがとうございます! 料金は……」
「無料で配っているんだ」
俺がそういうと、彼女たちは目を丸くした。
チケットを受け取る二人。