Re:スタート
第3章 それぞれの想い。
【佳奈Side】 あの日の幸せを糧にして。
8月も下旬にさしかかっている。
学生たちの夏休みも終わりに近づくこの時期。
イベントスタッフの日雇いバイトは採用になった。
そして今日。
私はライブハウス前に来ている。
イベントが始まる前のライブハウスの周りはガランとしている。
集合時間は午前9時。
現在午前8時50分。
ちょうどいい時間に集合場所に着いた。
私は緊張と不安と同時にワクワクしていた。
入り口前でライブハウスのオーナーを待つ。
面接を担当してくれた方もオーナーだった。
坂本さんという女性の方で、バリバリのキャリアウーマンって感じだった。
40代後半くらいの年齢で、人を引き付けるようなオーラがある人だな、と思ったのが面接のときの第一印象だった。
「深山さん。お待たせ」
9時ぴったりの時間にライブハウスから出てきたのは、坂本さんだった。
シンプルなモノトーンの服装にスニーカー。
それだけ聞くとラフな格好に感じるけど、坂本さんが着ると品がある。
不思議だ。
学生たちの夏休みも終わりに近づくこの時期。
イベントスタッフの日雇いバイトは採用になった。
そして今日。
私はライブハウス前に来ている。
イベントが始まる前のライブハウスの周りはガランとしている。
集合時間は午前9時。
現在午前8時50分。
ちょうどいい時間に集合場所に着いた。
私は緊張と不安と同時にワクワクしていた。
入り口前でライブハウスのオーナーを待つ。
面接を担当してくれた方もオーナーだった。
坂本さんという女性の方で、バリバリのキャリアウーマンって感じだった。
40代後半くらいの年齢で、人を引き付けるようなオーラがある人だな、と思ったのが面接のときの第一印象だった。
「深山さん。お待たせ」
9時ぴったりの時間にライブハウスから出てきたのは、坂本さんだった。
シンプルなモノトーンの服装にスニーカー。
それだけ聞くとラフな格好に感じるけど、坂本さんが着ると品がある。
不思議だ。