掴んだその手を離さないで! 〜優しすぎる幼馴染の絶対愛〜
「シーツは替えておいたから。
少し休め。昨日寝てないんじゃないか?」
「淳くん………ごめん。
私、髪まで乾かしてもらってたのに、寝ちゃって……」
「いいから。ちょっと横になれ。
俺の事は気にしなくていいから。起きたら昼ごはん作ってやるよ。
あ、そういえば朝飯も食べてないんじゃ……」
「お腹は空いてないから」
「いや、ホットミルクなら少しは飲めるだろう? 少し腹に入れといた方がよく眠れるから。
待ってろ。持ってきてやる」
俺には10歳離れた弟妹がいる。
つい妹に接するように世話をやいてしまうのは仕方ないと思う。
「ほら、飲んで」
「……ん、ありがとう」
大人しくホットミルクを飲み出した環を見てホッとする。
「……淳くん、何も聞かないの?」
「……環が話したかったら聞くよ」
「……」
少し休め。昨日寝てないんじゃないか?」
「淳くん………ごめん。
私、髪まで乾かしてもらってたのに、寝ちゃって……」
「いいから。ちょっと横になれ。
俺の事は気にしなくていいから。起きたら昼ごはん作ってやるよ。
あ、そういえば朝飯も食べてないんじゃ……」
「お腹は空いてないから」
「いや、ホットミルクなら少しは飲めるだろう? 少し腹に入れといた方がよく眠れるから。
待ってろ。持ってきてやる」
俺には10歳離れた弟妹がいる。
つい妹に接するように世話をやいてしまうのは仕方ないと思う。
「ほら、飲んで」
「……ん、ありがとう」
大人しくホットミルクを飲み出した環を見てホッとする。
「……淳くん、何も聞かないの?」
「……環が話したかったら聞くよ」
「……」