掴んだその手を離さないで! 〜優しすぎる幼馴染の絶対愛〜
美由紀は新婚さん
木曜日、いつものように学童の先生をしていた私の元に、美由紀がやってきた。
美由紀は現在学園の幼稚園で先生をしている。
「お疲れ様〜! 消毒終わった?」
「今から」
「じゃあ手伝う」
「え、いいの?
公親先生、待ってるんじゃないの?」
「今日から修学旅行だよ」
「あ」
そっか。忘れてた。
だからこんな時間まで学園内に残ってるのか。
公親先生とは、学園高等部の教師で、美由紀の旦那様だ。
美由紀は今年の春、仕事を通して知り合ったばかりの乾公親先生と電撃結婚をしたのだ。
だからまだ新婚さん。
本来なら早く帰って夕飯の準備……となるところだろうけど、旦那様が留守なら話は別だ。
「ね、早く片付けてうちに来ない?」
「え、旦那様がいない間にお邪魔してもいいの?」
「そりゃいいに決まってるでしょ。
環なら公親くんが居ても、来てくれて全然平気だよ?
それに、留守の間に環に来てもらうって言ってあるから。
ね、泊まっていってよ!」
それなら安心だ。
美由紀は現在学園の幼稚園で先生をしている。
「お疲れ様〜! 消毒終わった?」
「今から」
「じゃあ手伝う」
「え、いいの?
公親先生、待ってるんじゃないの?」
「今日から修学旅行だよ」
「あ」
そっか。忘れてた。
だからこんな時間まで学園内に残ってるのか。
公親先生とは、学園高等部の教師で、美由紀の旦那様だ。
美由紀は今年の春、仕事を通して知り合ったばかりの乾公親先生と電撃結婚をしたのだ。
だからまだ新婚さん。
本来なら早く帰って夕飯の準備……となるところだろうけど、旦那様が留守なら話は別だ。
「ね、早く片付けてうちに来ない?」
「え、旦那様がいない間にお邪魔してもいいの?」
「そりゃいいに決まってるでしょ。
環なら公親くんが居ても、来てくれて全然平気だよ?
それに、留守の間に環に来てもらうって言ってあるから。
ね、泊まっていってよ!」
それなら安心だ。