掴んだその手を離さないで! 〜優しすぎる幼馴染の絶対愛〜
「とりあえず、準備室の中なら外から見えないし、大西先生は全学部の図書委員に準備室の立ち入り禁止を出して頂けますか? 」
「そうね、そろそろ、お昼ご飯を食べ終わった子達が入ってくるわね。
わかったわ。任せておいて!」
◇◇
まさかと思ったけど、本当にこんなことってあるんだ。
メグちゃんが買ってきてくれた妊娠検査薬。
丸窓にくっきり十字の線。
「陽性…」
わー
どうしようー
「た、環ちゃん!? どうだった!?」
「環先生!?」
図書館棟内のトイレを出ると、メグちゃんと大西先生が待ち構えていた。
時刻は13:40
すっかり5時間目が始まっている。
図書館棟内はまたこの3人だけの状態だからいいものの、ここは学校だ…
でも、今はそれどころじゃない!
「あ……えーっと…これ…」
スティックを差し出す。
「あら!」
「環ちゃん……!
あの、おめでとう……でいいのよね?」
「メグちゃん……
うん……わかんないけど……うん…」
「そうね、そろそろ、お昼ご飯を食べ終わった子達が入ってくるわね。
わかったわ。任せておいて!」
◇◇
まさかと思ったけど、本当にこんなことってあるんだ。
メグちゃんが買ってきてくれた妊娠検査薬。
丸窓にくっきり十字の線。
「陽性…」
わー
どうしようー
「た、環ちゃん!? どうだった!?」
「環先生!?」
図書館棟内のトイレを出ると、メグちゃんと大西先生が待ち構えていた。
時刻は13:40
すっかり5時間目が始まっている。
図書館棟内はまたこの3人だけの状態だからいいものの、ここは学校だ…
でも、今はそれどころじゃない!
「あ……えーっと…これ…」
スティックを差し出す。
「あら!」
「環ちゃん……!
あの、おめでとう……でいいのよね?」
「メグちゃん……
うん……わかんないけど……うん…」