掴んだその手を離さないで! 〜優しすぎる幼馴染の絶対愛〜
「同じよ! 私の事、世話の焼ける妹としか思ってない。
それに、公親くんからも聞いているの」
「公親先生??」
「公親くんも、初めは少し誤解していたみたい。私と淳くんのこと。
でも、結婚する時に実際に淳くんと話しをして、私には全く気持ちがなかったんだって、すぐにわかったと言ってたわ」
「……そう、なんだ…」
じゃ本当に、淳之介は最初から私の事を?
それなのに拓郎のことをずっと応援してくれていたの?
「まだあるわよ」
「へ?」
「まだあるの。
これもね、公親くんから聞いた事。
淳くん、図書館棟から内線が入ったら、食事中でも食べるのをやめて駆けつけるんだって?」
「なっ……」
嘘でしょう!?
「『こっちは昼休みなんだから、ゆっくり食べてからでも問題ないはずなのに、アイツは俺を店に置きざりにして、図書館棟に駆けつけるんだ』って言ってたのよ」
「い、急ぎじゃないのに…!」
淳之介ったら、そんなことしてたの?
「『最初は、図書館棟の先生が怖いんだと思ってた。あのアラフォーのお姉さま方だからな。
でも違ったんだな。
環ちゃんがうちにお祝いを持ってきてくれた時に気づいたよ。アイツの図書館棟召喚の秘密。
単に仕事にかこつけて環ちゃんに会いに行きたかっただけだな』だって!」
ひぃ〜〜 バレてる
公親先生、それは多分本当にその通り……。
それに、公親くんからも聞いているの」
「公親先生??」
「公親くんも、初めは少し誤解していたみたい。私と淳くんのこと。
でも、結婚する時に実際に淳くんと話しをして、私には全く気持ちがなかったんだって、すぐにわかったと言ってたわ」
「……そう、なんだ…」
じゃ本当に、淳之介は最初から私の事を?
それなのに拓郎のことをずっと応援してくれていたの?
「まだあるわよ」
「へ?」
「まだあるの。
これもね、公親くんから聞いた事。
淳くん、図書館棟から内線が入ったら、食事中でも食べるのをやめて駆けつけるんだって?」
「なっ……」
嘘でしょう!?
「『こっちは昼休みなんだから、ゆっくり食べてからでも問題ないはずなのに、アイツは俺を店に置きざりにして、図書館棟に駆けつけるんだ』って言ってたのよ」
「い、急ぎじゃないのに…!」
淳之介ったら、そんなことしてたの?
「『最初は、図書館棟の先生が怖いんだと思ってた。あのアラフォーのお姉さま方だからな。
でも違ったんだな。
環ちゃんがうちにお祝いを持ってきてくれた時に気づいたよ。アイツの図書館棟召喚の秘密。
単に仕事にかこつけて環ちゃんに会いに行きたかっただけだな』だって!」
ひぃ〜〜 バレてる
公親先生、それは多分本当にその通り……。