掴んだその手を離さないで! 〜優しすぎる幼馴染の絶対愛〜
その週数の数え方、わからないんですけど〜

「わかんない……
実は明日行くの、産婦人科に」

「明日 !? そっか……。
どこに行くの?」

「青木マタニティクリニック?
ネットで調べたの。
この近くで、評判良さそうなところ」

「青木 !? 私もよ〜!
じゃあ同じ場所で同じくらいに出産になるかも!」

美由紀も同じ青木マタニティクリニックに行ってるんだ。

なんだか親友がとても頼もしく見えてきた。

「うん。
でも、その前に、淳くんにちゃんと言わなきゃね。
明日、心音が確認されてから伝えた方がいいって、メグちゃんに言われたの」

「なるほど。じゃあ明日だね。
……ねぇ、何も心配ないからね?
淳くんは大喜びよ? 」

「……うん」


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