掴んだその手を離さないで! 〜優しすぎる幼馴染の絶対愛〜
クリニックの外に出ると、容赦ない太陽が照りつけた。
かなり並んだからもう正午近くだった。
先生からいただいたエコー写真をスマホで撮影する。
これでいつでも見ることが出来る。
私の赤ちゃん!
美由紀に知らせようと思ったが、やはり淳之介の方が先だ。
淳之介のマンションまで行ってみよう…
でもこの時間じゃ、まだ帰っていないよね…
4時間目が終わっていない時間だ。
「とりあえず、メッセージを送ってマンションまで移動するか…」
《今から行ってもいい?》
青木マタニティクリニックは淳之介のマンションの最寄り駅の2駅先にあった。
私は電車に乗るため駅へと歩いていった。
電車に揺られながら、またスマホでさっきのエコー写真を見てみる。
可愛い…
こんなまだ点なのに、もう可愛い。
淳之介は喜んでくれるかしら。
もし、思っていたのとは違う反応だったとしても……大丈夫。
きっとそんなことはないだろうけど、その時は私が大切にする。
かなり並んだからもう正午近くだった。
先生からいただいたエコー写真をスマホで撮影する。
これでいつでも見ることが出来る。
私の赤ちゃん!
美由紀に知らせようと思ったが、やはり淳之介の方が先だ。
淳之介のマンションまで行ってみよう…
でもこの時間じゃ、まだ帰っていないよね…
4時間目が終わっていない時間だ。
「とりあえず、メッセージを送ってマンションまで移動するか…」
《今から行ってもいい?》
青木マタニティクリニックは淳之介のマンションの最寄り駅の2駅先にあった。
私は電車に乗るため駅へと歩いていった。
電車に揺られながら、またスマホでさっきのエコー写真を見てみる。
可愛い…
こんなまだ点なのに、もう可愛い。
淳之介は喜んでくれるかしら。
もし、思っていたのとは違う反応だったとしても……大丈夫。
きっとそんなことはないだろうけど、その時は私が大切にする。