掴んだその手を離さないで! 〜優しすぎる幼馴染の絶対愛〜
そう思うけど、何故か私の体は重くて動かない。

「ぱーぱー! ぱーぱー!!」

女の子がパパと叫び出した。

「スイ!」

「え」

「こらっ! 1人で駆け出したらダメだろう?」

女の子を抱き上げる男性

「淳くん…」

「あ、環はこっちに来るな。コケたら大変だ。ベンチに座ってろ」

「……?」

すると突然私の後ろにベンチが現れた。

すごい、ちょうどいい所にベンチがあるわ…

そして私はベンチに座ろうとしてお腹に手をやった。

「あれ? お腹……」

私ははち切れそうな程大きなお腹をしていた。

え? え?



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