掴んだその手を離さないで! 〜優しすぎる幼馴染の絶対愛〜
生徒会室での密談 side拓郎
「お前、なんで咲希と付き合ったんだ? 」
親友の淳之介が、突然聞いてきた。
「……夏祭りの時言った通りだ。
咲希なら付き合ってもいいと思ったから」
「……それって、付き合う時の条件か何かか?
生徒会や、天文、拓郎のやりたいことは優先させるから、それでもいいから付き合って!
……とか言われた?」
「……!! そ、その通りだが…」
こいつ、告られた現場を見たのか?
「いや、マイペースで俺様なお前が、OKしたんだ。それくらい向こうも譲歩したんだろうと思っただけ。
でもお前、今までにも結構な数告白されてたじゃないか。
それなのにどうして今なんだ?」
「……好奇心?」
ぶっちゃけ、経験値を増やすためだが、さすがに親友と言えどそれは言いにくい。
「ああ、ただヤリたかったんだ」
ぶっー
俺は飲んでいた麦茶を吹き出した。
「……汚いな、これで早く拭け」
あからさまに嫌そうな顔をして、ティッシュボックスを渡してくる。
生徒会室のテーブルを思いっきりティッシュで拭いた。
親友の淳之介が、突然聞いてきた。
「……夏祭りの時言った通りだ。
咲希なら付き合ってもいいと思ったから」
「……それって、付き合う時の条件か何かか?
生徒会や、天文、拓郎のやりたいことは優先させるから、それでもいいから付き合って!
……とか言われた?」
「……!! そ、その通りだが…」
こいつ、告られた現場を見たのか?
「いや、マイペースで俺様なお前が、OKしたんだ。それくらい向こうも譲歩したんだろうと思っただけ。
でもお前、今までにも結構な数告白されてたじゃないか。
それなのにどうして今なんだ?」
「……好奇心?」
ぶっちゃけ、経験値を増やすためだが、さすがに親友と言えどそれは言いにくい。
「ああ、ただヤリたかったんだ」
ぶっー
俺は飲んでいた麦茶を吹き出した。
「……汚いな、これで早く拭け」
あからさまに嫌そうな顔をして、ティッシュボックスを渡してくる。
生徒会室のテーブルを思いっきりティッシュで拭いた。