掴んだその手を離さないで! 〜優しすぎる幼馴染の絶対愛〜
実は夏休みの始め、友達になって欲しいと言われた杉山くんだが、その後ちゃんとお断りしたのだ。
もし杉山くんが、友達以上の関係を求めたいたら、やっぱり私は応えられないから。
でも、杉山くんは
「それでもいいよ。
友達って言ったけど、本当は一目惚れだった。
でも、きっと君には好きなやつがいるのだろうと思ってた。
わかってたんだ。
だから友達になって欲しいって言った。
それなら断らないだろう?」
その通りだ。
実際に、私は断れなかったもの……。
「でも今は、メッセージのやり取りを通して、環ちゃんの人柄が気に入った。
だから付き合えなくてもいい。
君の友達、相談相手、喧嘩友達?
俺はなんにでもなるよ。
このまま友達でいて欲しい」
そこまで言われては断れない。
「……わかった。
じゃあ、もし杉山くんに好きな女の子が出来たら教えて?
私も杉山くんの相談にのるから」
「……まあ、それはなかなか難しいと思うけど…」
困った顔をしながら、杉山くんは
「……わかった。遠慮しないよ?」
と笑ってくれた。
実に爽やかに。
それからも時折メッセージをくれる。
だから私達は、今とっても仲良しなのだ。
もし杉山くんが、友達以上の関係を求めたいたら、やっぱり私は応えられないから。
でも、杉山くんは
「それでもいいよ。
友達って言ったけど、本当は一目惚れだった。
でも、きっと君には好きなやつがいるのだろうと思ってた。
わかってたんだ。
だから友達になって欲しいって言った。
それなら断らないだろう?」
その通りだ。
実際に、私は断れなかったもの……。
「でも今は、メッセージのやり取りを通して、環ちゃんの人柄が気に入った。
だから付き合えなくてもいい。
君の友達、相談相手、喧嘩友達?
俺はなんにでもなるよ。
このまま友達でいて欲しい」
そこまで言われては断れない。
「……わかった。
じゃあ、もし杉山くんに好きな女の子が出来たら教えて?
私も杉山くんの相談にのるから」
「……まあ、それはなかなか難しいと思うけど…」
困った顔をしながら、杉山くんは
「……わかった。遠慮しないよ?」
と笑ってくれた。
実に爽やかに。
それからも時折メッセージをくれる。
だから私達は、今とっても仲良しなのだ。