間違えてない?私なの?
 もう一度、ため息をついてから、話を続けた。
「まあ、いいや。
 そういうことだから、付き合って欲しい。って言っても、今は無理だろうから、真剣に考えて欲しい。じゃあ。」
「あっ、はい。」
 
 本田くんは、駅の方に歩いて行った。
 私は、本田くんを見送ることしか出来なかった。

 しばらくして、自宅へ帰った。
< 47 / 70 >

この作品をシェア

pagetop