一途な幼馴染みは私限定甘えたさん
「っ……」
後ろドアの方、背が高い男の子がいた
何人もいたけど茶色い髪の人に視線が釘付けになり、目が離せない
「つ、……っ」
名前を呼びそうになり、慌てて飲み込む
くん、って言われるの嫌いなんだった…
「……」
ざわ、と周りが騒がしくなりバッと顔を上げる
すたすたとまっすぐこっちに向かって歩いてくる人が一人
みんなその人のために道を開けるから必然的に視線が絡む
「へ?」
「ちょ、夜宵こっち来てる!」
「夜宵、会いたかった」
そんな声のあと、フワッと甘い匂いに私のからだが包まれて
クラスは女子の悲鳴と男子の雄叫びに包まれた
後ろドアの方、背が高い男の子がいた
何人もいたけど茶色い髪の人に視線が釘付けになり、目が離せない
「つ、……っ」
名前を呼びそうになり、慌てて飲み込む
くん、って言われるの嫌いなんだった…
「……」
ざわ、と周りが騒がしくなりバッと顔を上げる
すたすたとまっすぐこっちに向かって歩いてくる人が一人
みんなその人のために道を開けるから必然的に視線が絡む
「へ?」
「ちょ、夜宵こっち来てる!」
「夜宵、会いたかった」
そんな声のあと、フワッと甘い匂いに私のからだが包まれて
クラスは女子の悲鳴と男子の雄叫びに包まれた